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RCIとは何ですか?

RCI とは、 一定期間のローソク足を終値基準で順位付け して、その順位を元に「買いが優勢なのか売りが優勢なのか」を教えてくれるインジケーターです。 この終値を基準にした順位を、以下の計算式に当てはめることでRCIの数値が算出されます。 RSIの計算式と同様に、こちらもプラットフォーム上で自動的に計算してくれるので暗記しておく必要はありません。 ただ、RCIの原理を理解するためには計算式の「 d 」の部分が最も重要なので、もう少しだけ詳しく説明しますね。 上のローソク足の図を例に考えてみましょう。

RSI と RCI はどう違いますか?

RSIはn日間の間で、 下落と上昇、どれだけ比率に差が生まれたのか? を表す。 似ているものの、実は大きく異なります。 RSIは下落幅と上昇幅の比率で過熱感を表すのに対し、RCIは何番目に強かったのか? という順位に大きなウェイトを割いています。 ここ数日、数円しか動かなかった価格が、今日1日で100円から一気に150円へと急激に上昇したとします。 RCIは上昇幅を考慮しない為、仮に120円でも130円でも150円でも同じ値、同じ計算結果 になります。 対して RSIはこれまでに無い買われ過ぎ水準へぶっ飛びます。 120円よりも、130円よりも150円の方が大きな値になります。 過去に類を見ないほど価格が上昇したのであれば、強い買われ過ぎ水準を示す方が望ましい。

RCIとRSIの併用はできますか?

RCIとRSIの併用ができるのは、『 レンジ相場 』です。 というのも、RSIはトレンド相場に弱く、上昇トレンドや下降トレンドが発生している時には、100%や0%付近を推移してしまうのでエントリーのタイミングがつかみにくくなります。 したがってRCIとRSIを併用したいのであればレンジ相場にある時がベストということになります。 それを踏まえたうえで以下の図をご覧ください。 この図の一番上のチャートを見ると、明確なトレンドが発生しておらずレンジ相場にあると考えられます。 RSIも極端な動きはせず、赤い丸の場所で70%を上回ったり、青い丸の場所で30%を若干下回ったりしています。

RSIとRCIの違いは何ですか?

RSIと実際の見た目も似ていますが、RCIは-100%~100%までの数値間を上下に激しく行き来しています。 基本的な売買シグナルの取り方は、RCIが80%を超えてきたら売りを、-80%を切ってきたら買いを狙うようにします。 RSIとRCIの用途には大きな違いはありません。 どちらも、相場で逆張り狙うために「 売買タイミングを計る 」目的で使用します。 一つだけ大きく違う点を上げるならば、「 直近の値動きに対する反応速度 」です。 RCI はその計算式から分かる通り、直近のローソク足を先頭に順位付けをしているので、直近の値動きの上下に対してよりすばやく反応するようにできています。

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